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2015年03月19日
気管虚脱
気管虚脱の症例です。
実際の手術中写真が載っていますので
写真が苦手な方は症例画像をクリックしないでください。
本症例は柴犬1歳の男の子です。
二回ほど気管の狭窄により失神起こしたため、手術を希望されました。
まずは、プロテーゼを入れる前の状態です。
気管チューブが入ってない部分は軽くつまむだけで非常に狭くなります。(画面右側)。
症例画像はこちら
次にプロテーゼを装着し、軟骨部分を半周縫合した状態です。
まだ完全に筒状にはなっていませんが、だいぶ正常な気管の形に近づいてきました。
症例画像はこちら②
全体を縫合した後です。
正常な気管の形を呈しています。
症例画像はこちら③
手術後咳もなく、非常に落ち着いております。
1っカ月ほどかけて、徐々に運動を増やし、正常の生活に戻していきます。
この子の場合は特にお薬も必要なく元気に走り回れるように
なってくれると思います。
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ふぁみりあ動物病院
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