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気管虚脱
気管虚脱の症例です。
実際の手術中写真が載っていますので
写真が苦手な方は症例画像をクリックしないでください。
本症例は柴犬1歳の男の子です。
二回ほど気管の狭窄により失神起こしたため、手術を希望されました。
まずは、プロテーゼを入れる前の状態です。
気管チューブが入ってない部分は軽くつまむだけで非常に狭くなります。(画面右側)。
症例画像はこちら
次にプロテーゼを装着し、軟骨部分を半周縫合した状態です。
まだ完全に筒状にはなっていませんが、だいぶ正常な気管の形に近づいてきました。
症例画像はこちら②
全体を縫合した後です。
正常な気管の形を呈しています。
症例画像はこちら③
手術後咳もなく、非常に落ち着いております。
1っカ月ほどかけて、徐々に運動を増やし、正常の生活に戻していきます。
この子の場合は特にお薬も必要なく元気に走り回れるように
なってくれると思います。
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ふぁみりあ動物病院
http://www.familiar-ah.com/
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住所:愛知県名古屋市中村区二ツ橋 1-29-1
TEL:.052-462-8791
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気管虚脱の手術
こんにちは
今回の症例は4歳のトイプードルの子です。
以下には手術時の写真が載ってますので
苦手な方は見ないでくださいね。
今回の子は、
主な症状は咳です。
治療になかなか反応しないとのことで
大阪から頑張って来ていただけました。
ステロイドには反応するようですが、
まだ若いのでずっとステロイドに頼るわけにはいきませんので、
今回手術を希望されました。
気管虚脱のgrade3~4と診断されました。
手術中の写真です。
気管は柔らかく、つまむとすぐぺちゃんこになってしまいます。
リードなんかで引っ張られたときや、
上を見上げた時に同様になっていると思われます。
ちょっとみづらいですが、
気管チューブの入ってない奥の方はぺたんこです。
プロテーゼと呼ばれるコイルを外側にまきつけていきます。
上半分(腹側側)だけ縫っているので下側にまだゆとりがあります。
下側の奥の方から縫い、すこしずつ拡がっていってます。
全体を縫い終わり、きれいな円形にひろがりました。
この後7~10日ほど、安静にして無事退院できました。
ご自宅にかえってからも
元気で咳もほとんどなく良好とのことです。
手術前後のレントゲン写真の比較です。
手術前だいぶひらっぺたくなってた気管が
まあるく広がっているのが確認できます。
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気管虚脱グレード4
呼吸困難により、かかりつけの病院のICU(酸素室)から
出られない状態がつづいていましたが、
飼い主さんが頑張って車に酸素ボンベを積み込みながら
連れてきていただきました。
手術前のレントゲン写真がこちらです。
気管が途中からどこにあるかわからないほど
潰れてしまっています。
次が
手術中の実際の写真です。
苦手な方は飛ばしてください。
手術時
気管がぺちゃんこになっています。
写真
次にプロテーゼを装着したところです。
写真
その後半周縫っていってるところです。
写真
最後に全周縫い終わったところです。
すっかりと普通の子と同じ状態になりました。
最後に手術後1週間でのレントゲン写真です。
この子は、
手術後もまったく咳もせず非常に良好な経過をたどってくれました。
現在おうちで元気に過ごしてくれてます。
ふぁみりあ動物病院、気管虚脱
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中村区のふぁみりあ動物病院は様々な病気を治した実績があります。
名古屋市中村区のふぁみりあ動物病院はワンちゃん、ネコちゃんの、
様々な病気を治し健康をお届けした実績がございます。
一つの症状、病気に対して治療法は必ずしも一つとは限りません。
様々なの治療法の長所短所をきちんと説明することで飼い主様が、
ベストな治療法選択ができるように、
中村区のふぁみりあ動物病院は努めております。