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2012年04月11日
猫にフィラリア?
今日はご存じの皆様もいらっしゃるかと思いますが
フィラリア症について少し書かせていただきます。
フィラリア症はもともと、蚊が吸血した際にその傷口を通して
動物の体内にフィラリアの幼虫が侵入します。
それが2カ月程度のうちに動物の血管の中に入り、
やがて心臓に到達して体長10~15cmの成虫となります。
その後フィラリアがミクロフィラリアという子虫を産み、
動物の体内で増えていきます。
そうすると、
咳がでたり、呼吸が苦しくなったり、おなかに水がたまったり、
血痰を吐いたりし、最終的に死にいたってしまいます。
これがフィラリア症といったものですが、
治療は困難なことも多いため、予防が非常に重要となってきます。
さて本題はここからですが、
実はこれは犬だけの病気ではなく、猫にも感染します。
但し、猫では寄生数が少ないため、通常の検査キットでは検出が困難なことが多いとされています。
そこでわんちゃんと、同じく蚊が出始めたら毎月一度予防することが重要となってきます。幸い猫ちゃんも、背中につけるだけで
ノミや回虫(おなかの寄生虫で人にも感染します)や耳ダニと同時に予防できるものがあります。
是非わんちゃん、ねこちゃんに健康で快適な生活をプレゼントしてあげてください。
院長
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ふぁみりあ動物病院
http://www.familiar-ah.com/
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住所:愛知県名古屋市中村区二ツ橋 1-29-1
TEL:.052-462-8791
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